2024年4月13日


Scratch / BBC micro:bitプログラミング体験

  • 日時:2024年4月13日(土) 14時~15時
  • 場所:船橋地区会館 第1会議室

 ━━目次(ジャンプリスト)━━

  1. Scratchしてみよう
  2. MakeCodeしてみよう
  3. 思い
  4. 現状
  5. 今後

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1)Scratchしてみよう

なにはともあれ、作品に触れてみてください。操作のしかたも書いておきますが。

  1. キーボードで操作します。文字の種類を半角英数字としておいてください
  2. 緑の小旗を押します
  3. 自己紹介をするなら、1を、これをスキップするには、0を 入力します。
  4. 名前を聞かれたら、ローマ字で名前をいれてください。例えば、昌宏ならmasa
  5. プログラムの説明を聞くなら、1を、聞かないなら、0を 入力します。
  6. 1を入力してくださいと言われたら、1(半角)とエンターキーを押します
  7. サッカーゲームの操作の説明:プレーヤーの移動は、I, Wが上、M,Zが下、そして、J,Sがシュート、ゲーム開始にはスペースバーを押します。
  8. 熊が右端に着いたら、ゲームオーバーとなり、赤、黒の勝ち負けを決めて終わります。
  9. もう一度プレイするときは、また緑の小旗を押します。

このゲームを改造しましょう。

  • Scratchは、シンプルなビジュアルインターフェースを持ったプログラム言語です。
  • もとはマサチューセッツ工科大学の研究機関で開発され、国際的な非営利団体のScratch財団によって設計、開発、維持されています。チュートリアルを含め無料で使えます。
  • 日本では、教育課程には、組み込まれてはいません。しかし、多くの教育関連企業により取り扱われています。その場合は、体験会をのぞき、有償で指導されます。
  • 安全性は、利用者数が多くてもこれまでに事故の報道が無いので大丈夫そうです。

スクラッチサイト

 

https://scratch.mit.edu/

 

  • アカウントを作るかどうか。サーバーに保存ができ、使用する機材や場所の制約をさけ、継続しやすくなります。ダウンロード(ローカル、あるいは、グーグルドライブ)も可能。

 

このプロジェクト:「体験サッカー計時

 

https://scratch.mit.edu/projects/996344313/

 

  • 改造作業を始める前にこのコピーを作り、それをいじるようにします。もとの形と比較したり、改造前へ戻す必要のあるときに使えます。
  • ただし、この会場では時間がたりません。おうちに帰ってから、それぞれの考えのもと、たくさんの試みをやってみてください。ここでは、以下の改造例のをご覧ください。

■改造ポイント

  • 構成の改造例

・要求仕様:自己紹介やプログラムの説明省き、サッカーゲームにしたい

  • もっと面白くしたい、好きなことを加えたい…

・スプライトの改造

・音楽の改造

・ストーリーの改造

 

■改造例:サッカーゲーム My Ball

 

https://scratch.mit.edu/projects/996543761

  1. サッカーゲームだけにしてみました。
  2. 熊をライオンにしてみました。
  3. ボールに、エフェクト線(ボールの飛ぶ勢いを表す線。 "effect lines" )を書き加えてみました。羽を付けたり、顔を描くのもいいかもしれません。

 

 

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2) MakeCodeしてみよう

 

■BBC micro:bit [マイクロビット] 同士でジャンケンをするゲームをMS MakeCodeを使って制作した事例を動画にしてありますのでご覧ください。

 

■同じくマイクロビットを使ってラジコンカーを走らせる事例の動画をご覧ください。一枚は自動車の操作を行い、もう一枚は、受信した信号に基づきモーターを回転させています。

 

■マイクロビットとは? 

 

https://microbit.org/ja/

 

←BBC micro:bit の説明

 

 

■メイクコードとは?

 

https://makecode.microbit.org/

 

←BBC micro:bit の開発環境

  • ScratchとMS MakeCode、2つのコンピューター言語の共通点は、Blockly(Google社)をもとにして作られていることです。ジグソーパズルのようなブロックが単語です。インターロック(=嚙み合わせ)が文法に相当します。従って、ブロックがつながるようにつなげることでプログラム(作文)できます。文法という抽象的な概念は後から自ずと理解が進みます。
  • このブロックは、テキスト言語のPythonやJavaScriptで書かれた関数に対応しています。MS MakeCodeは、簡単にブロックからテキスト表現へ切り替えることができ、その記述の様子が見えますので、将来テキスト言語を学ぶきっかけになります。

 

■プログラムの改造体験:shake-it-1

 

https://makecode.microbit.org/S78218-74389-02456-42102

 

こちらには、マイクロビットを振ることをきっかけとして、3つの画面をランダムに表示するプログラムがあります。

  1. 例えば、3番の絵をオリジナルなものへ書き換えてください。
  2. そして、マイクロビットへインストールして、実行してみましょう。⇒自分で描いた絵がマイクロビットに出たら嬉しい気分の音が鳴ります。
  3. でもそのときは「ピコ~ン!」が聞こえません。鳴るようにするには、どうすれば良いでしょうか?⇒鳴らす時間を確保。

 

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3)わたしの思い

 

■プログラミングを学ぶ理由

プログラミングは作文教育と通じるものです。文法を学ぶだけですぐに良い作品にはならないです。素材の取材とあるべき姿の構成をしなければできません。でも国語で書かされる作文よりおもしろいのは、その作品がコンピューター上で動くことです。この作品はシステムとか、モデルとも呼ばれ、ある時間を経過した後の姿を明瞭にみせてくれます。これをシミュレーションと呼びます。この結果を見て、また、改良を進めたり、方針を変えて作り直したりということができます。そういった体験は将来どの分野へ進まれるにせよ有効です。これが地域、家庭で、ひろくプログラミングを学ぶ目的です。

情報技術の進歩のおかげで、情報機器もプログラム環境も身近なものとなりました。今回紹介した、スクラッチ財団とマイクロビット教育財団は、世界の衆知を集めて開発を進めつつ、チュートリアルを含めた開発環境を無償で公開しています。これが地域、家庭で、ひろくプログラミングを学ぶ手段として推奨されている理由です。

  • これを使一歩先に使えば、どなたもメンター(先導者)。
  • 家庭や地域でプログラムすることの楽しさを共有し、
  • そしてより多くの市民にモデルベースで考える習慣がつくといいね。

 

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4)現状

 


 

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5)今後

 

 

■従来は不定期に、学校や都営住宅を借用してスクラッチやマイクロビット/電子工作の体験会を開催してまいりましたが、今年度から赤堤生涯学習センターにて、行事の月例開催を開始する計画を進めています。

  • 退職高齢者の社会参加と自己実現の機会としても機能します。
  • 現役で仕事に従事している子育て世代の支援としても機能します。
  • 児童生徒にとってもこのような多世代とのかかわりと、自主的な地域活動は良い効果があるはず。

この世田谷には、高齢者側のメンター(先導者)がたくさんご在住です。ただ、子育て中の親御さんや児童生徒と出会うことに困難があります。その意味でも本日のような機会をいただいたことはありがたいです。そしてこれからも、可能な範囲で、地域のみなさんとの取り結びへのご協力をお願いします。

  

 

電子工作クラブ@赤堤(仮)

 

  • 電子工作クラブ@赤堤といったものを月例で開催する計画をしています。 児童/生徒の放課後の居場所作りとSTEAM教育への関わりを兼ねています。
  • ご関心あればメール等でご意見などアドバイスをお送りいただきますようお願いします。
  • 連絡先:the.ict.club.kyodo@gmail.com
  • 会場:赤堤生涯学習センター(区立赤堤小学校敷地内、予定)

https://school.setagaya.ed.jp/ami/

  • 期日:2024年6月ころから 毎月第2土曜日(仮)
  • 内容、生徒、メンター(先導者)、みな地域の持ち寄りの自主的な活動

────この項目はここまでです────

 

 

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What is Model-Based Design?

Model-based design (MBD) is the practice of leveraging simulation to understand the behavior of a to-be-constructed or existing physical system. Models are software representations of any components of the physical system under study and may span a range of energy-conserved disciplines such as electrical, mechanical, thermal, hydraulic, pneumatic, optical, or any combination of these. This implies the system may consist of electronic integrated circuits (ICs), as well as passive and active devices.