経堂ICT同好会2021年度まとめと次年度の計画


(1)活動概要

1.1 ICTサロンの開催について

 

■4月から3月まで、各月2回、第一、第三日曜日の開催を計画した。

5月の2回は緊急事態のため取りやめた。それが明けた7月にビデオ会議システム(Zoom)を学習し、第4次緊急事態とまん延防止措置期間にはZoom会議(中島様のアカウント)により開催。

面会開催22回(内オンライン開催6回)

延べ参加者数351名(面会およびオンライン)

平均参加者数16名

各回ごとの概要と参加者数はこちらを参照

 

■会場のこと

4月は、まちづくりセンター内活動フロアーで行った。使用は無料である。使用時間の前後に別件の無い限りは、時間の制限はゆるやかである。定員30名。プロジェクタ、TVモニターがある。事前に鍵の借受が必要。

6月以降、経堂地区会館の開催とした。事前の鍵の受渡しを解消することができる。

使用料が有料、使用時間割りを厳守する必要がある。常設のスクリーンがある。プロジェクターの借用が可能。モニターは無い。

第3会議室、定員60名、通気性が良さそう。1260円

8月は第1会議室(30名)で開催した。定員30名。300円。モニターがある。

やや手狭に感じ、以後第3会議室で開催とした。

 

■インターネット接続設備のこと

情報機器の習得には、体験的に学ぶことが望ましい。通信系アプリを学ぶときは、インターネットへ接続したい。スマホで行う場合は、その機器にインターネットへつながる機能を内蔵している。通常のパソコン等の場合はそのような機能を内蔵していない。そこで、同好会としてルーターを装備することとした。2021年5月4日稼働、会場では6月6日の回から使用開始。当初4GB/月(880円)で契約したが、Zoomの実習には不十分となり、9月1日から

  • 20GB/月(1780円)へ拡充した。

もう一つの問題が、ルーターのデーター速度にある。概ね3.6Mbps程度しかなく、ばらつきもある。Zoomの低めの速度(低画質側)でも0.6Mbpsといわれている。FS040W +ホームキットというルーター(富士ソフト、30580円)を用意した。32台まで接続可能(発行可能アドレス数)との仕様であるが、帯域は3.6Mbps程度とすれば、Zoomの実習台数は、

  • 3.6/0.6 = 6台程度

までとなったりする。そのため、Zoomの実習を行う際には、パソコン等のSIMの無い機器の接続を優先する運用を行っている。一方、Zoom会議を1時間継続したときの積算データー量は、

(0.6/8) × 3600 = 270MBph

したがって、

  • 1GBの定額契約で実行できるビデオ会議の長さは、1000/270 = 3.7時間ほど

ということになる。相手の顔を見ながらのおしゃべりは楽しく時間を過ごすことができるが、契約している積算データー量(いわゆるギガ)と見比べて適正な利用をしなければならない。なお、契約している積算データー量を使い切っても回線が途切れるのではなく、少量のデーターの交信(電子メール等)はできるのでさほど心配しなくてもいい。

 

■内容の反省、希望:系統立てて、効率よく指導すべき

 

1.2 運営

ICTサロン参加者から名簿、連絡網の整備し、会場変更などの連絡徹底を求められた。

 

1.3 児童の電子工作4月、Scratch勉強会実施11月~3月 桜丘小学校 理科室

 

1.4 経堂なごみ句会を開始1月~ オンラインの投句サイトの運用担当

 

1.5 行事の中継動画配信チームに参加2月20日、生涯現役フェスティバル、成城ホール

 

 

(2) 会計報告

・2021年度収支一覧表

・出納帳

▲この図をクリックするとPDF形式にてダウロードが可能です
▲この図をクリックするとPDF形式にてダウロードが可能です
  • 各経費領収証
▲20GB/月(2022年1月分請求)
▲20GB/月(2022年1月分請求)
  • 経堂ICT同好会の団体専用銀行口座の状況 2022年3月28日現在

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・4月26日、7月26日、10月25日、1月25日社会福祉協議会からサロン開催補助金の入金

・10月25日社会福祉協議会からデジボラ講師料入金

・3月23日手持ち現金(参加費等)を入金しました。

・3月28日下記担当者立て替え払い金(明細は出納帳参照)精算のため出金しました。

澤田昌宏 : 41,607円

水野直子 :  4,000円

松岡泰夫 :  2,000円

  • 3月28日の通帳残高が出納帳記載の繰越金と一致いたします。
▲経堂ICT同好会の団体専用銀行口座の状況 2022年3月28日現在
▲経堂ICT同好会の団体専用銀行口座の状況 2022年3月28日現在

(3)活動計画

■ICTサロンを参加者の要望を取り入れつつ活動を継続する。

・名簿、連絡網の再検討

・テキストなど標準教程の採用を検討する(学習効果を拡充するため)

・実施方法の意見の検討:会場、曜日、時間、など

・時期をみて茶会を催す。(会議室内での飲食の解禁されたら)

■他の団体などと連携してICT機器の地域への普及のための講師役などをつとめる。

・スマホ講座、動画配信、その他アプリ応用

■地域の高齢者の親交を目的としてリモート句会「経堂なごみ句会」を月例開催する。

■地域の児童のデジタル・デバイドの低減を目的に、電子工作・プログラミング学習の活動

■ルーターの空き時間を他団体の地域活動で利用していただく。貸し出しに際し請求する協力金参考値は下記のとおりするが運用は状況により調整する。

・機器協力金参考値=30円/日(根拠:機器30,580円の3年償却)

・通信協力金参考値=90円/時(根拠:20ギガプラン(IIJ)を2Mbpsにて1時間の使用)

 

 

 

 

(4)予算

・2022年度の収支の見込み一覧表

  • 会費の備考欄記載の参加者数16名は確定値ではない。地域の掲示などにより周知して募集活動を行う
  • ICTサロンは、月2回、年24回の開催を計画したが、感染症の状況により開催を見合わせる可能性がある。

  • 以上とりまとめて、世田谷社会福祉協議会(経堂地区)へ提出いたしました。
  • 必要なかたは、以下のリンクからダウロードのうえご確認ください。

「2021年度-経堂ICT同好会のまとめ.pdf」に関するご意見などある場合は下記のリンクからご連絡ができます。