11022024


1月14日には、server [ サーバー ] を器としてイメージするというお話をしました。


そして、そのような記憶装置をたくさんとりまとめ、大勢のかたへ機能を提供しているものとしてみなさんの上にある雲( cloud [ クラウド ] )をイメージしてもいいかと思います。

このようなサーバーからサービス(用益)を受ける側を称して「クライアント」client( 顧客)

という言うことがあります。

  • クライアントは、そのサーバーを利用あるいは参照しているユーザーです。

このとき使う器具としては、スマホやパソコン、パッドとなります。サーバーと接続されたネットワークの端にあるので、端末あるいはターミナルと呼ばれます。

  • 手元にある機器へおくソフトウエアがクライアント・アプリと呼ばれます。例えば、Zoom クライアント

このように今では、手元にあるパソコンなどの情報機器が高速のネットワークによりサーバーと常時接続されている状況が一般的なものとなってきました。

 

こうなると、サービスを果たすアプリとそこで使われるデーターやその結果を見る場所は一致している必要は無くなります。使用者(クライアント)は、処理の結果が見えれば良く、アプリとデーターは地球上のどこに置かれていても構いません。

  • アプリを手元の端末にインストールする不要となることにより、多用な機器から利用できます。(例えば、マック、クロームブック、iPad、スマホ、タブレット、etc.)
  • アプリの保守、更新(バージョンアップ)の手間が無くなります。
  • ブラウザーを利用できさえすれば、自宅にいなくても、自分の端末を持参しなくても、閲覧や編集、実行(プレゼン)ができます。

■使い慣れたオフィスが無くなるかも…

 いままで手元のパソコンへインストールして使ってきた、ワードやエクセル、パワーポイントを集めたオフィス(アプリ)もマイクロソフト社によりその仕組みが変えられつつあります。

 

 その一方、買取・永続版のMicrosoft Office 2021は、2026年10月13日サポート終了と掲示されています。

 

  •  Windows 11を搭載したパソコンを使っていると、しばしばお誘いが入ります。買取・永続版のOfficeがインストールされていても、うっかりするとその道に入ってしまうので、注意しましょう。

ただし、

  • 機器(パソコン)の更新とともにOffice(永続版)を購入することが多い
  • 恒常的にクレジットカードを使うことに抵抗感がある
  • 不用意な機能の改訂や新機能の追加は、避けたい

 

…しばらくは、Office(買取・永続版)も消えることはなさそう ■