【インストール】
人にすすめられて、アプリをダウンロードし、インストールを始めるときに是非やっていただきたいことは、ファイルへのアクセスを禁じることです。その他のインストール時に求められる承認事項も否定しながら進めましょう。デフォルト(=設定の省略)は、「許可」となりますのでご注意!
LINEサーバー(ラインが作動している装置)がお手元のスマホのアドレス帳からあなたの知り合いの電話番号とメアドを読み取って、中央の処理装置へ送り出します。100件の電話番号を登録してあれば、100件の電話番号とメアドのセットがセンターへ流れて行ってしまうのです。LINEを使う方のご本人の電話番号とメアドを登録することはいいですが、アドレス帳へ登録されたその他大勢の方の情報まで登録することは、相手先への配慮を欠くことになります。
なぜLINEはアドレス帳を収集しているか?それは、LINEが通信事業者ではなく、仲介事業者だからです。LINEへ登録するということは、誰かある人のアドレス帳に自分の電話番号があると、「友だち」として斡旋してもらう業務を委託したこととなります。それ以外にも「公式アカウント」という名称で呼ばれている契約者にはあなたの嗜好性や属性で選択されて紹介されていくことになっています。そういう事業者に登録するということを認識してインストールをいたしましょう。
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【交信相手は自分で登録】
インストールができましたら、「設定」を開いて、ご自身の考え方に即した状態にいたしましょう。
なかでも「プライバシー管理」/「IDによる友だち追加を許可」の項目は必ずご自身で決断いたしましょう。デフォルト(ご自身の判断の省略)は、"yes"にされていますが、個人的見解では、"no"をお勧めしています。スマホの連絡先にはもうむかしのこととなった方が含まれれいるものです。
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【他人への配慮】
ひととおり「設定」のようすをみて、納得できたら、アプリへスマホ操作の権限を与えていきましょう。
その判断にて、スマホに登録されてしまっている他の方の情報もLineサーバーに伝わっていくことにも配慮したほうがいいと思います。
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【交信の相手】
ラインでことばを送る相手や受け取る相手は、ライン用語で「おともだち」、「公式アカウント」と記されていますが日本語の意味とは異なりますので注意いたしましょう。
その他の通信アプリとはことなり、アドレスやアカウント、そのドメインといった追跡可能な情報との関連がとても見にくいので、注意深く見極めなければなりません。
特に「公式アカウント」なんて呼ばれても、単に、ラインへお金を払って作成したアカウントということのようですので、すべての人にとって有益、無害かどうかもわかりません。
「おともだち」などと、親しみやすそうな用語を使われていますが、その実態を知るすべがわかりません。名前が表示されていても、その名前は恣意的(=かって)に設定されたものです。ラインIDで検索って、ラインIDも重複が無ければいいだけのもの、適当にきめられたものに過ぎず、その正体を知ることはできません。一般ユーザーが知るには告訴してライン・サーバーの調査をお願いするしかありません!
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【ラインは自分のスケジュールで見る】
そんなラインでことばをおくりつけてくる方は、とくに自分が直ぐに処理しなければならないものでも無いわけですから、その都度、ベルやブザーを鳴らして自分の行動を止められる必要はありません。ラインへの着信をいちいち知らせる必要はありません。通知 = off で構いません。
それより、ラインは自分のスケジュールにあわせて使いこなすことにすれば気も楽になります。送る側も、すぐに見て返信することを期待しないようにしましょう。以前テレビのドラマかなんかですぐに返信しない子をのけものにするようなことでしたがそのような利用方法は止めましょう。
【ラインに書いた文章はもうすでに自分のものではない!】
ラインで送られてくるものは、「コンテンツ」と呼ばれていますが、いままでの郵便でやりとりしていた手紙とはことなる扱いがなされることにもご注意ください。ラインの利用規約には次のようなことが取り決められています。
著作者人格権は売買もできない基本的な権利、それすら失ってしまうような取り決めをみなさんは承知しているのでしょうか?LINEに送る文章や絵、写真はすべて、これを制作した本人さえ自分が書いたと言えません。逆に言えば、何を言っても、書いても構わないという無法社会となりかねません。
【なぜライン】
そんなことを周りから言われて、私もインストールはしました。そして、国民の半数以上もそうらしい!でも、国民の半数のスマホのなかにある連絡先がラインのなかで、電話番号とメアドの一覧表になって、しかも、相互の関係まで登録されていることを想像するとあまりいい感じはしない。
国民総背番号化を渋っていた人たちのすることでは無いと思うのだが、たった一社でそれとほぼ同時期にここまでやりとげたことはすごい!
ただ、それが公共事業や慈善事業では無く、効果的に稼げる仲介事業としてなされていることも忘れないようにしましょう。
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▼もしまだラインの本業を見たこと無いかたは、以下にリンクをおいておきますのでちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?
( 確かに駅頭で1,000人の通行人へ営業をかけるよりは、LINEの「公式アカウント」をとったほうが楽といえましょう!)
▼電子メールのお勧め
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