携帯電話(スマホ、あるいは、モバイル)というもの、いるかいらないか定かではない機能の契約がいっぱいつけられてしまっている。なんとかスッキリさせたい。
日本国政府としてもそのように思い悩む国民が多数いると踏んだためか、公式の総務省のホームページの下に『携帯ポータルサイト』というものを公開した。
冒頭に曰く;
「みなさん、自分にあった 料金プランを選べていますか?
あなたの携帯電話の契約をこの機会に確認しましょう!」
総務省で掲載する記事とはいえ、利用状況の調べ方からその考え方、契約の見直し方、携帯運営会社の乗り換え方まで意外なほど具体的に書かれている。
せっかくなので、これを見ながら「乗り換え」をやってみよう!
(1)携帯電話の利用状況とその料金のチェック
携帯運営会社のホームページから「マイページ」と呼ばれるところに利用の状況が掲載されている。
5月の月初めの状況:5月分として3GB、前月からの繰越分が約2.7GBとなっている。また3、4月分は別のページに以下の記載があった。
なお、私のマイページでは、3ヶ月分のデータ通信利用明細しか確認できないので、もっと長い期間のデーターを検討したい場合には、手元に記録を残さなければならない。現在の契約では、
ということにしてあるが、その半分でも足りそうである。
現契約の電話代は、
という従量制である。仮想移動体通信事業者(MVNO)の定価である。このような高額な設定なのは、移動体通信事業者(MNO)の言いなりだそうなので、まずは、この状況を解消してもらいたいものだ。
マイページにて通話履歴を見る。概況としては次のようにまとめておこう。
こちらも3ヶ月の掲載しか無いので、長期の検討には手元に記録をつける必要がある。MVNOとの契約では、そのほかに電話回線で文字を送付するショートメッセージ代として
が必要で、私の場合は、月に数件で20円ほど。
上記は、仮想移動体通信事業者(MVNO)のケースである。移動体通信事業者(MNO、いわゆる携帯屋)と契約をしている場合はもっと利用機能とその料金の構成が複雑なものとなっているので、注意深く検討する必要がある。家族構成、利用期間にもよるので状況の変化のあるごとに再検討するべきだろう。
以上とりまとめると、料金は次の三要素から構成されていることを意識して分析的に見ていくことでしっかりと判断できるだろう。
(2)もっと良い契約を考えよう
利用状況がわかればそれに見合うような契約をすれば良い。
データー通信については、2GB定額にすれば良さそう。音声通話については、いずれにせよ毎月10数本の電話をかけて900円を支払っているので、これに見合うような定額プランを探せば良い。仮想移動体通信事業者(MVNO)から選ぶとすると、間にセールスマンが介在しないので、関連サービスは冷静に選択することができそうである。ただし、通話に関しては、移動体通信事業者(MNO)の「言い値」で接続するしかないので、独自の営業戦略は組みにくいらしい。
その通話料が安くできる経緯はなかなか理解しがたいが、この記事による説明図が以下のものである。
発信者Xを管轄するキャリアA社と受信者Yを管轄するキャリアB社の他にさらにMVNO関連のP社を加えて、この会社の交渉力をもって、例えば、2円/30秒というような金額をA社、B社に接続料として支払い、P社は6円/30秒取ることにすれば、発信人(これは私だ)に対しては、10円/30秒で提供できるというようなことのようだ。このような構成を組めるのは大手のMVNO(例えばIIJ)に限られるそう。
(3)結論:電話器も電話番号もそのままで乗り換えてみよう!
このように総務省の携帯ポータルの指針に沿って考え、IIJへ乗り換えることとする。
電話代およびモバイルデーター通信の利用料は、あわせて2,486円/月となる。
データー2GB付き音声SIM:858円/月
通話3分まで無制限の定額オプション:660円/月
電話代は、概ね1,000円/月の節約となった。あらたに導入するモバイル・ルーター用データーSIMの費用は以下のとおりとなる。
データー4GB付きデーター専用SIM:968円/月
───本項は、ここまででおしまい───
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から