(1)ルーター検討

「ICTサロン@経堂」の参加者の関心事項は、文字通り通信系が多い。それに関する情報交流をするなら、やはり実際に実演しながら、動作を試しながら、やりたい。ところが、教室として使わせていただく地区会館第3会議室にはまだネットが設置されていないようだ。コロナ対策のせいかGIGAスクール構想の整備が順調そうなので、こちらまで到達するのも時間の問題かもしれないが、いつになるのかは定かでは無い。とりあえず自前のモバイルルーターを5月から使うことにした。

すべてのスマホはルーター(*1)機能を内蔵している。参加者の数名が繋いていただければ済むところではある。この先の利用期間は短いかもしれないが、あらためて単独のモバイル・ルーターと言うものを購入してみることにする。

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*1) ルーター( router )は、コンピューター・ネットワークを構成する部分ネットをつなぐ情報処理装置である。routeは名詞としては、道のことであり、動詞としては、その道を決める動作を意味することばである。

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製品例1)

メーカー：富士ソフト株式会社

品名　　：+F FS040W

型番　　：FS040WMB1

サイズ　：高さ 約76.0mm×幅 約76.0mm×厚さ 約19.6mm

質量　　： 142g

無線LAN同時接続数：15台

商品名　：+F FS040W 専用ホームキット（オプション品）

型番　　：HKTFS040W

サイズ　：高さ 約115mm×幅 約110mm×奥行き 約110mm

質量　　：約 318g

無線LAN同時接続数：32台

製品例2)

メーカー：NECプラットフォームズ株式会社

型番　　：Aterm MR05LN

外形寸法 ：約63(W) × 115(D) × 11(H)mm

質量 　　：約115g

無線LAN同時接続数 ：16台

製品例3)

メーカー：株式会社アイ・オー・データ機器

型番　　：WN-CS300FR

外形寸法：約 133（W）×133（D）×35（H）mm（突起部含まず）

質量　　：約210g

無線LAN同時接続数：16台

(2)通信事業者の検討

ルーターをモバイルのネットワークへ接続するには、SIMカード(*2)がいる。

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*2)SIMカード（シムカード、英語: Subscriber Identity Module Card）とは、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード。

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しかし、携帯屋(MNO:Mobile Network Operator)はSIMカードだけを貸す(売る)ことは無い。

そこで、仮想移動体通信事業者(MVNO:Mobile Virtual Network Operator)に頼らざるを得ない。

例1) ASAHIネット 　3GB定額　990円/月

例2) H.I.S.Mobile株式会社　5GBまで1320円/月

例3) iijmioモバイルサービスギガプラン 4GB定額　968円/月

(3)選定結果

ルーター機器は上記事例1とする。モバイルルーターとしては大型になるが、教室に持ち込み、参加者が接続するという利用形態にはふさわしい。

• SSIDは、Kyodo-ICT-Club-R1
• セキュリティモードは、WPA2-Personal AES
• パスワードは、ご利用の都度お知らせいたします。
• 残念ながら、通信速度は遅めで、速度のばらつきが大きいです。教室では、ご自身のスマホのテザリングの活用をお勧めします。

SIMは上記例3としてみる。教室への導入の実績が無く、どの程度のデーター量で契約すべきかわからないが、とりあえず4GBで契約しておく。会社の知名度が高く、価格も比較的安い。

あわせて、携帯電話も見直した。

(3)容量拡充

2021年9月1日から20GB(1,958円/月)へ変更する。

通信会社は、IIJのまま変更無し。

サロンでの運用は、毎月4GBの契約で、2021年6月6日から開始いたしました。当面の利用状況を記録しておきます。これを見ると、Zoomのような動画を用いた通信アプリをみんなで実習するには不十分だったようです。

2021年9月1日から20GB(1,958円/月、IIJ)といたしました。